【第2回】ガンダムを3倍楽しめる!ガンダム制作史【劇場版編】

基礎知識

みなさんこんにちは!ジーンです!

前回の記事「【第1回】3倍楽しめる!ガンダム制作史【テレビアニメ編】」はお読みいただけたでしょうか?

今回の記事は,前回に引き続いてガンダム制作史の【劇場版編】を解説していきたいと思います。

前回の記事をまだ読んでいない方はぜひそちらも読んでいただけると嬉しいです!

前回の記事を読んでいない方のために,この記事がどのような方に向けた記事か説明しますと

  • ガンダム作品がたくさんあってよく分からない…
  • 体系的にガンダムを知りたい!

と思っている方に向けた記事となっております。

こういった悩みを,ガンダム歴20年以上の私が

初心者の方でもどんな作品があるのか把握できるように,ガンダム作品を制作順に解説していきます。

ただ作品数が多いので

  • テレビアニメ
  • 劇場版
  • 配信
  • OVA

の4つに分けて紹介します。

今回は劇場版作品です。

この記事が皆様のよきガンダムライフの第一歩となってくれれば嬉しいです!

なお今回も公式サイト「GUNDAM.INFO」の「ガンダム作品紹介」ページを参考に記事を作成しておりますので,そちらもご覧ください。

劇場版の制作順

今回も作品数が多いので,年代ごとに解説していきます。

1980年代

1980年代に制作された作品は以下の4作品です。

  • 機動戦士ガンダム
    • 1981年3月14日
  • 機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編
    • 1981年7月11日
  • 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙(そら)編
    • 1982年3月13日
  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
    • 1988年3月12日

1980年代はアムロとシャアがメインで登場する作品となっています。

『機動戦士ガンダム』(通称:ファーストガンダム)のヒットを受けて,テレビアニメを編集して3作品にして放映されました。

テレビ版ではスポンサーの都合で入れざるを得なかったシーンをカットし,ガンダムの原作者である富野監督が本来作りたかったものに近い作品となっています。

そして次に制作された逆襲のシャアは,アムロとシャア二人の戦いの決着を描いた作品となっています。

富野監督がファーストガンダムを超えるべく制作された作品で,逆襲のシャアが一番好きな作品と言うファンも少なくありません。

とにかくν(ニュー)ガンダムが格好良いので是非ご覧下さい!

1990年代

1990年代に制作された作品は以下の3作品です。

  • 機動戦士ガンダムF91(フォーミュラナインティワン)
    • 1991年3月16日
  • 機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光
    • 1992年8月29日
  • 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート
    • 1998年8月1日

1990年代は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』と『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の総集編,そして新作の『機動戦士ガンダムF91』が放映されました。

今回特筆すべきはF91でしょう。

F91は逆襲のシャアから30年後の作品となっており,かなり間が空きます。

間が空いたこともあり,それまでの宇宙世紀作品になかった斬新な兵器も多数登場します。

それまでの対立構造が「地球連邦 vs ジオン」だったのですが,本作はジオンではなく,「クロスボーン・バンガード」という全く別の組織との対立になります。

そういうこともあって,今までの作品とは雰囲気が大きく異なっている感じがします。

少し古い作画ながらも,丁寧に描かれたきれいな作品となっているので,とても観やすいと思います。

ちなみに「質量を持った残像」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが,その初出はこの「F91」です。

2000年代

2000年代に制作された作品は以下の5作品です。

  • ∀(ターンエー)ガンダムⅠ地球光
    • 2002年2月9日
  • ∀ガンダムⅡ月光蝶
    • 2002年2月10日
  • 機動戦士Z(ゼータ)ガンダムⅠ A New Translation 星を継ぐ者
    • 2005年10月29日
  • 機動戦士ZガンダムⅡ A New Translation 恋人たち
    • 2005年10月29日
  • 機動戦士ZガンダムⅢ A New Translation 星の鼓動は愛
    • 2006年3月4日

2000年代は∀ガンダムとZガンダムの総集編が劇場版となって放映されましたが,特にZガンダムはそれまでの総集編とは一味違ったものとなっています。

総集編とはいいますが,Zガンダムは作画がデジタル化され,非常に観やすい作品となっております。

さらに,テレビアニメ版と結末が変わるため,テレビ版と劇場版で2度楽しめるようになっています。

さらにさらに,三作品とも主題歌を担当していらっしゃるのは,お正月の特番「芸能人 格付けチェック」でおなじみの「GACKT」さんです!

GACKTさんもガンダムのファンということもあって,主題歌を担当されることになりました。

GACKTさんのファンの方も是非劇場版Zガンダムをご覧ください!

2010年代

2010年代に制作された作品は以下の4作品です。

  • 超電影版 SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors
    • 2010年2月27日
  • 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
    • 2010年9月18日
  • 機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)
    • 2018年11月30日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
    • 2021年6月11日

2010年代は初のアナザー作品から劇場版アニメが制作されたことと,「UC Next 0100」プロジェクト作品の登場がメイントピックとなります。

アナザー作品って何?という方は,是非「【超初心者向け】全てはここから!基礎となる5つの知識を徹底解説」という記事を読んでみてください!

ガンダム00がアナザー作品としては初めて,劇場版の制作・放映がされました。

本作は総集編ではなく,セカンドシーズンから2年後の世界を描いた新作です。

ガンダム作品としては異質な,宇宙人との戦いが描かれた物語ですので,アニメを視聴された方は是非ご覧下さい!

そして,「UC Next 0100」プロジェクトによって『機動戦士ガンダムNT』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が制作,放映されます。

「UC Next 0100」プロジェクトとは,宇宙世紀の歴史を埋めていくプロジェクトです。

宇宙世紀作品はそれぞれの作品の間に数年ほどの空きがあります。

その空いた数年間を埋めていくプロジェクトが「UC Next 0100」です。

その第一弾として「ガンダムNT」,第二弾として「閃光のハサウェイ」が放映されました。

ちなみに2作品ともガンダムUCとF91の間を補完する作品で,ガンダムNT→閃光のハサウェイの順番となっています。

まとめ

今回は劇場版作品を制作順に紹介してきました。

今回の内容をまとめると

  • 1980年代:アムロとシャアがメインの作品
  • 1990年代:それまでの雰囲気とは違うF91
  • 2000年代:一味違うZガンダムの総集編
  • 2010年代:初の劇場版アナザー作品,「UC Next 0100」作品の登場

という感じでしょうか。

この記事を読んで,どんな作品があるのか把握していただけたなら幸いです!

次回は配信作品を制作順に解説していきたいと思います。

それでは!皆様に栄光あれ!

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