【超初心者向け】全てはここから!基礎となる5つの知識を徹底解説

基礎知識

皆さんこんにちは!ジーンです!

最近ガンダムに興味を持った皆さんは

『ガンダムってたくさんあるし,複雑そうでよくわからない…』

って思ったことはありませんか?

これは私が友人にガンダムを勧めた時に言われた言葉です。

多くの友人がガンダムにとっかかりにくい理由として,非常に多い作品数とそれに関連する膨大な情報量を挙げています。

確かに,ガンダムと20年以上の付き合いの私でも知らない,よく分からない情報はたくさんあります。

これでは初心者の方がガンダムを敬遠してしまうのも仕方がありませんよね…

そこで今回は

  • ガンダムに関する情報が多すぎて近寄りにくい
  • ガンダムを見るにあたって必要な知識って何?

と思っている方に対して,ガンダム歴20数年の私が

初心者の方がガンダムに対するハードルを下げられる基礎知識を丁寧に解説します。

この記事がよきガンダムライフの第一歩となってくれたら嬉しいです!

そもそもガンダムって何?

まず初めに,ガンダムとは何ぞやということを簡単にお伝えします。

そもそも私たちが「ガンダム」と呼ぶものは2種類あります。

それは

  • ガンダム作品
  • ガンダムと呼ばれる機体

の2つです。

ガンダム作品の例ですと,『機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)』『ガンダムSEED』『水星の魔女』といったものを指します。

「昨日のガンダム(水星の魔女)見た?」という感じで使われますね。

ガンダムと呼ばれる機体ですと,「Zガンダム」「ガンダムエクシア」「エアリアル」を指して言います。

アニメの中で「ガンダム」という単語が使われるとこっちの意味ですね。

じゃあどんな作品・機体がガンダムと呼ばれるのか気になりますよね。

ガンダム作品は「ガンダム」と呼ばれる機体が登場する作品のことです。

ガンダム作品の判別方法は簡単で,基本的に作品名に「ガンダム」「機動戦士ガンダム」と入っています。

ただし『Gのレコンギスタ』のような例外もありますので,気になる方は公式サイト「GUNDAM.INFO」のガンダム作品紹介を参照するのが確実です。

続いてガンダムと呼ばれる機体ですが,作品の設定上ガンダムと呼ばれる機体を指します。

ガンダムと呼ばれる機体の判別方法ですが,これが非常に厄介なのです…

一般的なガンダムの特徴は

  • 機体名にガンダムとついている
  • ガンダムフェイスをしている
  • 機体色がトリコロールカラー(主人公機がほとんど)

の3つが挙がります。

ガンダムフェイスとは

  • デュアルアイ(2つの目のようなもの)
  • 2〜4本のアンテナ
  • 頭頂部のセンサー
  • 鼻やアゴのようなものがある

といった特徴を持つ顔のことです。

トリコロールカラーとは,フランス語で三色配色の意味ですが,フランス国旗の「青・赤・白」の3色のことをトリコロールカラーと呼ぶことが多いと思います。

これの全部もしくはいずれかに該当していれば大体の機体はガンダムです。

ですが,これらの特徴に全く該当しないけど設定上ガンダムであったり,全て・一部の特徴に該当するけど厳密に言えばガンダムじゃないよね,という機体はたくさんあります。

例えば,「リック・ディアス」という機体を検索してみてください。

先ほど挙げた特徴にひとつも当てはまっていませんが,設定上はガンダムなんです。

また,「ストライクガンダム」と検索してみてください。

今度はガンダムの特徴に全て一致しますが,設定上はガンダムではないのです。

『ワケワカンナイヨ!!』と皆さん思っていらっしゃるでしょうが,私も,というか古参ファンの方も訳わからんと思っている方がほとんどです。

とりあえずガンダムっぽい顔をしてたら「ガンダム」でいいと思います。

これも判別に困ったら,Wikipedia等のサイトを参照するのがいいと思います。

また,最近ではTwitterやYouTubeで活動中のMaKoToさんが,『ダブスタクソ親父と見るガンダム』という,この機体がガンダムかどうかを判別する動画をアップしていらっしゃいます。

楽しみながらガンダムを覚えられるという素晴らしい動画なので,是非皆さんご覧ください!

MaKoToさんのTwitter,YouTubeはこちら!

Twitter:https://twitter.com/141mkt3

YouTube:m.youtube.com/@141mkt3

ガンダムの原作者について

歴史が長く,作品数も多いガンダムですが,ガンダムの原作者の方を皆さんご存知でしょうか?

ガンダムの原作者は「富野由悠季(とみのよしゆき)」さんという方です。

なぜ原作者の富野監督をここで紹介するかと言いますと,ガンダム作品は富野監督が手掛けられた作品とそうでない作品とで分類されることもあるからです。

そして,熱狂的なガンダムファンの方の中には富野監督が製作されたガンダムしか認めないという方もいるほど,ガンダムを語る上では欠かせない人物です。

富野監督は,ガンダムの他にもイデオンといったアニメの監督も務められた方です。

その歯に衣着せない発言などから,「御大(おんたい)」と呼ばれることもあります。

そんな富野監督が監督を務められたアニメ作品は

  • 機動戦士ガンダム
  • 機動戦士Zガンダム(ゼータガンダム)
  • 機動戦士ガンダムZZ(ガンダムダブルゼータ)
  • 機動戦士ガンダム逆襲のシャア
  • 機動戦士ガンダムF91(フォーミュラナインティワン)
  • 機動戦士Vガンダム(ヴィクトリーガンダム)
  • ∀ガンダム(ターンエー)
  • Gのレコンギスタ

以上の8作品です。

これらの作品は,富野監督の独特なセリフの言い回しである「富野節」や,戦闘シーンよりも,複雑な人間の心情や人間関係を重点的に描かれているのが特徴となっています。

モビルスーツって何?

ガンダム作品には「モビルスーツ」という単語が頻繁に出てきます。

この「モビルスーツ」と「ガンダム」を混同してしまう方は結構多いのではないでしょうか。

モビルスーツとは,ガンダムを含む大型の人型兵器のことです。

なので,ガンダムはモビルスーツというロボット兵器の固有名詞の一つということになります。

ガンダム作品に出てくるロボット全てがガンダムなのではなく,あくまで兵器の名前がガンダムということに注意してください。

宇宙世紀作品とアナザー作品

ガンダムが敬遠される理由の一つとして,非常に多くの作品数があることを挙げました。

このたくさんの作品を理解しやすくするために,作品を大きく二つに分類する方法をご紹介します。

たくさんあるガンダム作品ですが,宇宙世紀作品とアナザー作品の2つに大別することができます。

宇宙世紀作品とは,その作品の時代の名前が「宇宙世紀」と呼ばれる作品群のことです。

アムロやシャアが出てくる『機動戦士ガンダム』も,宇宙世紀作品に分類されます。

また,先程紹介した富野監督製作の作品もほとんどが宇宙世紀作品となっています。

対して,アナザー作品とは,作品の時代の名前が宇宙世紀以外の作品群のことを指します。

具体的には,時代名が「コズミック・イラ」の『ガンダムSEED』,「アド・ステラ」の『水星の魔女』が挙げられます。

基本的に,アナザー作品は1つの時代につき1〜2作品です。

一方宇宙世紀作品はOVAなどを含めて10作品以上あります。

その分歴史が長かったり,設定が作り込まれていたりしているので,アナザー作品群と分けて見られることが多いです。

初心者の方は,これから自分が見る作品が宇宙世紀作品かアナザー作品か調べてみると,作品への理解度が少し高まると思います。

大まかな世界観

各作品の世界観を押さえていれば,スムーズにその作品を楽しむことができます。

とはいっても,ほとんどの作品は第一話で世界観が説明されていますので,絶対に必要な知識とは言いません。

しかし,アニメを見ながら世界観を理解するのは難しい,細かな設定を知ってから楽しみたいという方もいらっしゃると思います。

めちゃくちゃ簡単に説明しますと,世界観については時代ごとに異なってきますが,宇宙と地球の対立から戦争に発展する,というパターンが多いです。

宇宙世紀や,現在放送されている『水星の魔女』のアド・ステラも宇宙と地球の対立が描かれている作品です。

ちなみに,宇宙世紀の世界観を説明している『機動戦士ガンダム』の第一話の冒頭ナレーションはあまりにも有名なため,多くのガンダムファンはこのセリフを暗唱できます。

気になる方はこの部分だけでも是非聞いてみてください。

また,宇宙世紀の世界観をもっと詳しく知りたいという方は,俳優の本郷奏多さんが自身のYouTubeチャンネルで『機動戦士ガンダムUCが観たい人のための予習動画』という動画をアップしていらっしゃいますので,是非ご覧下さい!

ガンダム愛にあふれ,初心者の方でも分かりやすく,かつガンダムファンの方も楽しめる動画となっています!

まとめ

今回はガンダム初心者の方がガンダムに対するハードルを下げられる基礎知識5つを紹介してきましたが,いかがでしたか?

今回の内容をまとめると

  • ガンダムと呼ぶ作品と機体,それぞれの簡易的な判別方法
  • ガンダムの原作者である富野由悠季氏について
  • ガンダムはモビルスーツという兵器の名前
  • ガンダム作品は「宇宙世紀作品」と「アナザー作品」の2つに大別される
  • ガンダム作品の多くは「宇宙 vs 地球」という対立構造

という感じでしょうか。

これさえ押さえておけばガンダムに対するハードルも少しは下がるかと思います…!

この記事を読んで『ガンダム観てみよっかな』と思っていただければ望外の喜びです!

近日中に「おすすめガンダム」をご紹介したいと考えておりますので,また読んでいただければ幸いです。

ここまで読んでいただき,ありがとうございました!

それでは!皆様に栄光あれ!

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