中学生以上の学生におすすめのガンダム4選
皆さんこんにちは!ジーンです!
皆さんは
『ガンダム観てみようと思うけど,何から観たらいいんだろう?』
と思ったことはありませんか?
私がガンダムに興味を持った友人に必ず聞かれるのが「何を観たら良いの?」「おすすめ作品を教えて」という内容です。
確かにガンダム作品は非常にたくさんあり,その数60作品以上です!(「GUNDAM.INFO」参照,2023年6月21日時点)
その中から1つ作品を選べと言われても難しい話ですよね。
そこで今回は
- 最初にどんな作品を観れば良いの?
- 初心者におすすめのガンダムを教えて欲しい!
という悩みを持っている方に対して,ガンダム歴20年以上の私が
初心者の方が最初に観るべき作品を絞って紹介します。
ただし,初心者の方にも色々な属性の方がいらっしゃると思うので,今回は中学生以上の学生さんを対象にさせていただきます。
私もつい最近まで学生でしたので,学生さんの気持ちに寄り添って紹介できると思います。
この記事が皆様のよきガンダムライフの第一歩となれば嬉しいです!
おすすめする選考基準
おすすめするにあたって,その作品を選ぶ選考基準をまずお伝えします。
今回は
- 考えさせられる作品
- 長編作品
- テンポの良さ
- 高画質・作画の良さ
以上の4つを選考基準としています。
選考基準①:考えさせられる作品
学生の皆さんは反抗期,思春期のような成長過程真っ只中にあると思います。
こういった多感な時期にこそ色んなことを悩み,考えて欲しいのです。
そのため,作品のテーマ性が分かりやすく,考えやすい作品を選びました。
選考基準②:長編作品
学生の皆さんは,社会人の方に比べて時間があると思います。
もちろん日々の課題や受験勉強で忙しい方もいらっしゃるのは承知しています。
それでもこの時期が一番時間があるのです。
社会人になってからでは長編作品を見る時間も余裕もなくなってきます。
なのでなるべく長い作品を見て欲しいのです。
選考基準③:テンポの良さ
学生さんを中心に,若年層の方は「タイムパフォーマンス(タイパ)」を気にされる方が多いです。
そういった方がアニメを見る際に重視するのは「テンポの良さ」ではないでしょうか。
お話のテンポが良いと内容も頭の中に入ってきやすいですよね。
グダグダと続く作品より,サクサク進む作品の方が見やすいと思うので,選考基準に入れました。
選考基準④:作画の良さ
最近のアニメはキレイな作画の作品が多いですよね!
例えば『鬼滅の刃』を観た方はそのキレイな作画に圧倒されたのではないでしょうか。
こういったキレイな作画を見慣れている学生さんは,昔の味のある作画に慣れていないのではないでしょうか。
そのため,学生さんでも観やすいようなキレイな作画の作品を選ぶようにしました。
おすすめ作品4選
それでは,おすすめ作品を4つご紹介します!
今回紹介するのは
- ガンダムSEED
- ガンダム00
- 水星の魔女
- ファーストガンダム
以上の4作品です。
以下,おすすめ理由を述べていきます。
ガンダムSEED
まず取り上げるのは『機動戦士ガンダムSEED』です。
本作を選考基準と照らし合わせると
- 考えさせられる作品:◎
- 長編作品:◎
- テンポの良さ:〇
- 作画の良さ:〇
となっております。
ガンダムSEEDは2002年に放送が開始された作品です。
作品自体は20年以上も前のものとなっていますが,デジタル作画で観やすくなっています。
また2013年にHDリマスター版が制作され,さらにキレイに観やすくなりました。
SEEDは4クール(1年間),50話放送されたテレビアニメで,続編のDESTINY(50話)と合わせるとちょうど100話になります。
簡単にストーリーを紹介しますと,遺伝子操作をした人類「コーディネイター」と遺伝子操作をせずに生まれた人類「ナチュラル」の争いを描いた作品です。
全員が先天的に優秀な能力を持つコーディネイターとそうでないナチュラルという人種間の争いは現代社会と通じるものがあるのではないでしょうか。
また本作は遺伝(子)に関わる問題とも深く結びついています。
この辺は続編のDESTINYの方がより深く取り扱っているので,興味を持った方はぜひご覧ください!
ガンダム00
次に紹介するのは『機動戦士ガンダム00』です。
本作を選考基準と照らし合わせると
- 考えさせられる作品:◎
- 長編作品:◎
- テンポの良さ:◎
- 作画の良さ:◎
となっております。
すべてにおいて最上級の評価となっており,非常におすすめです!
ダブルオーは2008年に制作された作品ですが,15年も前の作品とは思えないほどキレイで丁寧な作画です。
最近の作品にも勝るとも劣らないと言っても過言ではありません。
お話の長さもファーストシーズンが2クール(半年間)で25話,セカンドシーズンも2クールで25話となっております。
ストーリーは,3つに分かれた勢力同士の争いが絶えない世界に,紛争根絶を謳う私設武装組織「ソレスタルビーイング」が武力介入をしていくというものです。
『紛争根絶のくせに武力介入?』
と思うかもしれませんが,本編中でもこのことは言及されます。
普通に矛盾していますもんね。
なぜ武力介入するのかは最後まで視聴したらお分かりいただけると思うので,ぜひ観てみてください!
この作品のテーマは「対話・分かりあうこと」だと思っています。
皆さんも喧嘩をしたことが一回はありますよね?
なぜ喧嘩をするのかを本気で考えたことはありますか?
この問題に対する答えとして「対話・分かりあうこと」を本作は出しています。
こういった身近な問題にも絡めて考えることができるので,非常におすすめな作品です。
水星の魔女
続いて紹介するのは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』です。
本作を選考基準と照らし合わせると
- 考えさせられる作品:〇
- 長編作品:〇
- テンポの良さ:◎
- 作画の良さ:◎
となっております。
水星の魔女は現在放送されている最新作品です。
なので作画については充分キレイですね。
2クールの作品となっているので,ガンダムシリーズとしては短めとなっています。
本作のストーリーは,水星出身の主人公スレッタが宇宙にある学校に通うことになり,そこで出会う仲間たちと繰り広げる学園モノの作品(?)です。
間違ってはいないはず…
本作は初めての試みをいくつも行っている作品です。
例えば主人公が女性のガンダムパイロット,水星が絡んでくる,学園モノといった要素は今までなかったものです。
本作はとにかくテンポが良いことが特徴で,サクサクお話が進み,展開がとても早く感じます。
展開は早いですが説明不足なところはほとんどなく,ここでストレスを感じることはないでしょう。
この作品は学園という小さなコミュニティからお話がスタートするので,物語全体として何が言いたいのかわかりづらいのですが,徐々にスケールが大きくなってきて何となくわかるようになってきます。
本作は兵器について考えさせられる作品です。
大規模な戦いには武器が必要です。
その武器がどのように扱われるのかを考えさせられる作品となっております。
「主人公だけが乗る特別な機体」としてのガンダムではなく,あくまで「兵器の一種」としてのガンダムという面が強調されていると私は感じました。
ファーストガンダム
最後にご紹介するのは『機動戦士ガンダム』,通称ファーストガンダムです。
本作を選考基準と照らし合わせると
- 考えさせられる作品:◎
- 長編作品:◎
- テンポの良さ:〇
- 作画の良さ:△
となっております。
1979年に制作された最初のガンダムなので作画については目をつぶっていただければと思います…
ストーリーを説明しますと,宇宙に移民するようになった人類が自治権を得るために地球に対して独立戦争を挑みます。
戦争とは関係のない民間人だった主人公アムロは偶然にもガンダムのパイロットとなってしまい,戦争に巻き込まれていくというストーリーとなっています。
ファーストガンダムは4クール43話で構成されているため,長めの作品となっています。
本作はとにかく考えさせられる作品です。
複雑な人間関係,兵器としてのガンダム,人が争う理由などあらゆる方面で深く考えることができます。
特に考えて欲しいのが,作品内で登場する「ニュータイプ」とは何かということです。
ガンダムの原作者である富野監督は,人がどのようにしたら「ニュータイプ」になれるのかを考え,それを作品で示そうとしてきた方です。
おそらく人類で一番ニュータイプについて考えてきた方なので,インタビュー記事などを読んでみるといろいろな気づきが得られます。
とにかくこの作品は得られるものが多いので,是非観て欲しい作品です。
まとめ
今回は中学生以上の学生におすすめのガンダム作品を4作品紹介しました。
今回の内容をまとめると
- 学生さんにおすすめする選考基準:考えさせられる・長編・テンポの良さ・高画質
- おすすめ作品:ガンダムSEED・ガンダム00・水星の魔女・ファーストガンダム
といった感じでしょうか。
この記事を読んで,どのガンダムを観るのか決まったなら嬉しいです!
今後も初心者の方がガンダムに興味を持っていただけるような記事を投稿していきますので,この記事が面白い・ためになったなと思った方は,また見に来てください!
それでは!皆様に栄光あれ!