【「みお」×「ミオ」コラボ】JAXAの水星磁気圏探査機「みお」について

皆さんこんにちは!ジーンです!
先日,水星の魔女公式TwitterがJAXAの水星磁気圏探査機「みお」の応援ポスターを公開しましたね。
探査機の名前の「みお」と水星の魔女の登場人物「ミオリネ」を掛けたものとなっています。
応援ボイスでも言われていましたが,「水星」と「みお」,「ミオリネ」という運命を感じられずにはいられないめぐり合わせですね!
ところで皆さんは
『水星磁気圏探査機って何?』
って思いませんでしたか?
私も「水星磁気圏って何のこと?何を調べるの?」と思いました。
そこで今回は
- 水星磁気探査機って何?
- 「みお」は何をするの?
と思っている方が
水星磁気圏探査機や「みお」のこれまでの活躍について理解できるように分かりやすく紹介します。
なお私は専門家ではありませんので記事内容が間違っている場合があります。
なるべく間違いのないようにチェックをして作成しておりますが,もし間違っているところがございましたらご連絡のほどよろしくお願いいたします。
正確な情報が知りたい方はぜひ「みお」の公式ホームページをご覧ください!
今回はガンダムと直接関係がありませんが,スレッタがどんな環境で生活しているのか想像ができたらいいな~,と思っています。
この記事が皆さんのよきガンダムライフ(?)の礎になれば嬉しいです!
水星磁気圏探査機について
まず水星磁気圏探査機について解説していきます。
そもそも『水星磁気探査機って何?』と思っている方も多いと思うので
- 水星磁気圏とは?水星との違いって?
- これまでの水星探査機について
以上の2点に分けて解説したいと思います。
水星磁気圏とは?水星との違いって?

「水星磁気圏って,なんのこっちゃ?」
それが私の最初の感想です。
水星とは違うの?そこには何があるの?といった疑問も浮かんできます。
水星磁気圏とは,水星にある磁気圏のことです。
じゃあ磁気圏とは何ぞや?
「磁気圏」という単語を「天文学辞典」という「公益財団法人 日本天文学会」が運営しているサイトで検索してみると
磁場を持つ惑星や衛星の周辺で、太陽風(プラズマ)が磁場にとらえられている領域。地球の磁気圏は太陽側では地球半径の10倍程度だが、反太陽側には大きく引き延ばされた「吹き流し」状の形をしている。地球以外にも、水星、木星、土星、天王星、海王星には磁気圏がある。しかし、磁場のない金星や火星には磁気圏がない。磁気圏という言葉は、惑星だけでなく、パルサー磁気圏などのように、強い磁場を持つ天体の周囲で磁場が支配的である領域についても用いられる。
天文学辞典(https://astro-dic.jp/magnetosphere/)(2023.06.30)より引用
うーむ,分からん!
わたくし,私立大学の文学部出身なのです。
この間まで「指数…?」ってなっていた人なんですよ。
たぶん,同じような人もいらっしゃいますよね?
そういった方でも理解できるように,私なりの解釈で解説してみます。
まず「磁場」を持っている惑星や衛星があります。
惑星は地球とか火星みたいなやつのことです。
そして衛星は惑星の周りを回っている星で,地球でいうところの月ですね。
磁場は何かというと,磁石を思い出してください。

N極とN極を近づけると反発し,N極とS極を近づけるとくっつこうとしますよね。
この時,反発しようとする力,くっつこうとする力といった「力」を感じます。
この「力」が作用する場所とか範囲を磁場と呼びます。(たぶん)
この磁場を地球や水星は持っています。
その磁場に,「太陽風」という太陽から吹き出す高温の粒子がとらえられているそうです。
そのとらえられている領域のことを「磁気圏」と呼ぶみたいです。
ここまで磁気圏の説明をしてきましたが,難しいですよね~
実際に目で見たことがないですし(目で見られるのかも分かりませんが),どうしても想像するしかないですもんね。
ここまで長々と説明してきましたが,結局水星磁気圏とは
水星の磁場に太陽風がとらわれている領域のことを指すのであって,水星そのものとは違う
ということをご理解いただけたでしょうか?
そして「水星磁気圏には何があるのか」ということですが,太陽風の説明で出てきた高温の粒子が存在します。
それ以外に何があるのかは分かりませんでした…
酸素とか水素はあるんですかね?私,気になります!
これまでの水星探査機について

これまでに「はやぶさ」や「かぐや」といった探査機がいくつも打ち上げられていますが,水星に打ち上げられた探査機はどんなものがあるのでしょうか?
実は水星探査機は「みお」以外に2機しか存在しないようです。
月や火星の探査機はしょっちゅう打ち上げられるのに,なんだか意外ですね。
というのも水星探査は相当難しいそうです。
その理由として
- 水星は太陽に最も近い惑星なのでめっちゃ熱い
- 太陽からの重力に引かれて,水星の軌道に乗せにくい
ということが挙げられます。
確かに太陽の近くって考えたら熱そうですよね。
鉄とか簡単に曲がっちゃいそうなイメージです。
そう考えたらスレッタが生きている時代の技術力ってすごいですね。
過酷な環境とはいえ,そこで仕事や生活をしていけるぐらいにはなっているんですから。
さて本題に戻って,これまでに運用された水星探査機とは
- マリナー10号(1973年打ち上げ,1975年追跡終了)
- メッセンジャー(2004年打ち上げ,2015年運用終了)
以上の2機です。
マリナー10号は水星の他にも金星を探査しました。
そして初の水星探査機として水星の写真撮影を行い,地表の4割の撮影に成功しました。
メッセンジャーは,マリナー10号では判明しなかった水星を構成する物質,磁場,地形,大気の成分などが調査されました。
この2機に続いて水星を探査することになったのが「みお」ということですね。
水星について色んなことが分かってきた中で,「みお」は何を調査するのでしょうか?
それは次の項目でご紹介します!
「みお」について

水星磁気圏探査機についてはご理解いただけたでしょうか?
続いては「みお」について解説していきます。
この項目では
- 「みお」の開発経緯
- 「みお」のこれまでの活躍
- 「みお」の現在とこれから
以上の3点について解説していきます。
「みお」の開発経緯
「みお」は「BepiColombo(ベピコロンボ)」という宇宙航空研究開発機構(JAXA)とヨーロッパ宇宙開発機関(ESA)が協力して取り組んでいる国際水星探査計画によって開発された水星磁気圏探査機です。
ベピコロンボと聞いてピンときた水星の魔女視聴者の方もいるのではないでしょうか?
スレッタが活動していた水星軌道基地の名前が「ペビ・コロンボ23」なのです。
ほぼ一緒の名前ですね!
ベピコロンボによって開発された「みお」ですが,日本で水星探査の検討が始められた1997年から打ち上げの2018年まで,およそ21年もの歳月を費やしています!
それだけでも壮大なことですね。
『下町ロケット』みたいにドラマ化して欲しいな~
宇宙を取り上げた題材なら『ふたつのスピカ』の例もあるしアニメ化してもいいかも。
そんな私の願望はいったん隅に置いて。
ベピコロンボは当初,
- 水星磁気圏探査機
- 水星表面探査機
- 水星着陸機
の3機を打ち上げる予定でした。
しかし,計画の見直しが行われて「水星着陸機」は中止することになりました。
そんな中でJAXAが開発した水星磁気圏探査機が「みお」なんです。
「みお」の役割は,磁気やプラズマ,希薄大気,ダストなど水星周辺の環境を詳細に観測することです。
もう一方の水星表面探査機は水星の表面や内部を詳細に観測することを目的としています。
2機の異なる探査機を同時投入することで,より精密な測定を行うことができるそうです。
「みお」のこれまでの活躍
「みお」のこれまでの活躍をまとめてみました。
- 打ち上げ:2018年10月20日
- 地球スイングバイ:2020年4月6日
- 第1回金星スイングバイ:2020年10月12日
- 第2回金星スイングバイ:2021年8月11日
- 第1回水星スイングバイ:2021年10月2日
- 第2回水星スイングバイ:2022年6月23日
- 第3回水星スイングバイ:2023年6月20日
スイングバイとは,天体の万有引力を利用して宇宙で活動する機体の移動方向を変更する技術のことです。
「みお」の現在とこれから
「みお」の現在とこれからについてまとめました。
- 第4回水星スイングバイ:2024年9月5日
- 第5回水星スイングバイ:2024年12月2日
- 第6回水星スイングバイ:2025年1月9日
- 水星周回軌道投入:2025年12月5日
つい先日第3回の水星スイングバイを終えたところですね。
水星に最接近した際に撮影された画像が公式Twitterに上がっているので,そちらもご覧ください!
まとめ
今回は水星磁気圏探査機「みお」についてまとめてみましたが,いかがだったでしょうか?
今回の内容をまとめると
- 水星磁気圏は水星の磁場に太陽風がとらわれているもので,水星そのものとは違う
- これまでの水星探査機は「マリナー10号」と「メッセンジャー」の2機のみ
- 「みお」はベピコロンボによってJAXAが開発した水星磁気圏探査機
- 「みお」の役割は,磁気やプラズマ,希薄大気,ダストなど水星周辺の環境を詳細に観測すること
といった感じでしょうか。
最初に申し上げた通り,私は専門家ではないので説明が間違っているところもあると思います。
そういった場合はご連絡いただけると幸いです。
この記事を読んで「みお」について理解度が深まっていただけると嬉しいです!
それでは!皆様に栄光あれ!